警備員は「アルバイト」「短期」でも研修が必須!東警の研修内容について

お役立ち情報

警備員の主な仕事は、道路・工事現場での車の誘導や、イベント会場での人の誘導です。こういった誘導・警備は人の命や安全を守る為、また事故や事件を未然に防ぐ為に適切に職務が遂行されることが必要です。

こういった観点から、警備業法により、正社員はもちろん、アルバイトの方、短期間での勤務を希望される方、警備業務を行う全ての人が適切な研修を必ず受けることが法律で定められています。

今回はこちらの「法定研修」で東警で実際に行っている研修の内容を紹介します。

警備員の法定研修とは?

入社した隊員が実際に現場に出る前に、警備員として業務を遂行する為、最低限必要な知識や動作を身につける研修で、「新任教育」と呼ばれています。

研修の日数や時間はどのくらい?

警備業法では、新任教育を合計20時間行うことが定められています。東警株式会社では、最短3日間で研修を終えられるような体制を用意しています。1日の受講時間は約7時間程度になりますが、各日の時間を短くし、4日間などに分けて受講を行うことも可能です。

この時間の中での研修は、大きく分けて基本教育と業務別教育に分かれます。
基本教育とは、警備業務全体にわたって行う基本的な教育のことで、主に基礎的法令や知識、心構えなどを学んでいただく時間です。
業務別教育とは、警備業務の種類(例えば歩行者警備や車両警備など)によって、現場や実態に即した知識や技能を個別に学ぶ専門的な教育の時間です。

詳しい研修の内容は?

研修方法としては、「座学」と「実技」の2つを通して必要な知識や技能を身に付けて頂きます。

座学では、テキストや映像などを利用して、基礎的な知識や現場での応用知識などをお伝えし、緊急時に行うべき対応方法も学んでいただきます。

実技では、「気を付け」「回れ右」などの姿勢や動作を学ぶ礼式訓練をはじめとして、無線の使用方法の訓練、誘導時の動作の訓練、現場での実地訓練を通して、車や人の正しい誘導方法を学んで頂きます。

訓練を受ける準備は必要?

事前に特別な準備は必要ありません。座学の研修は私服で大丈夫です。実技訓練は実際に現場で身に付けて頂く制服や警備用具を使って行いますが、もちろんすべて会社が用意をさせて頂きます。訓練に係る費用も一切発生しません。

研修期間中には給与は出る?

研修期間中にも給与は支払われます。ただし、法定研修内は試用期間になるため、通常の給与規定とは別規定になります。※詳しくは各求人情報ページをご確認ください
当社では、この研修中の給与は、入社後の最初の給料日に振り込みにて支払いを行います。

研修後の流れは?

法定研修の課程を全て終了すれば、いよいよ実際の現場で警備員として働くことになります。もちろん、法定研修は「最低限」の知識や技能を身に付けることが目的ですので、警備員としての全ての知識や技能が得られるわけではありません。むしろ実際の現場での動きや先輩スタッフ、同僚との実務を通して段々と身に付けて頂くことの方が遥かに多いと思います。まずは完璧を目指すより、ひとつひとつのことを丁寧に、懸命に取り組むことが出来れば、自ずと必要な力が身につきますし、今現場で働いている多くのスタッフもそうして成長してきました。

そして、実は警備員の研修は新人として入社された時だけではなく、年度毎の「現任教育」という研修も必ず行うように法で定められています。日々の業務で学ぶのと同時に、節目節目で基本を確認し、正しい知識を身に付けて、能力をさらに向上させる機会が用意されています。

そういった意味では、未経験の方であっても、段階を追って仕事に慣れていける、確かな技術を身に付けてもらえる体制が警備業界には敷かれているとも言えると思います。

現場では不安なことやわからないことが出てくるかもしれませんが、どんな些細な事であっても会社と仲間達が全力でサポートしますので、ご安心下さい!

東警株式会社は、全てのスタッフが安全に、充実した仕事を行っていただけるようにバックアップいたします。

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